人間は成長進化するため日常で生きています。
つまり発展途上だということです。
したがって、他人にも、じぶんにも、100%を望んではいけません。
不完全だからこそ
イエスが言うように「寛容であること」「赦すことの大切さ」を学んでいるのです。
しかし、今の時代、他人の失敗をことさら大きく取り上げ
正義の剣で相手を傷つけます。 それが正しいと信じているのでしょうか?
違います。 ただ自分のうっ憤を晴らしているだけ。
この行為も、意識も、人間がまだ未成熟な意識体だということの証です。
だとしても人は、成長段階の発展途上の意識体だからこそ、多くを学び、浄化し、覚醒するために体験を重ねる必要があります。
未成熟で発展途上だから、生きるのをあきらめたり、放棄するのではなく
ヨチヨチ歩きの赤子のように、少しずつ成長するのです。
その歩みに価値があるのです。
体験からでしか学べないのです。
他人を正義の剣で裁いたとしても
それはすぐにブーメランとなって自分に返ってきます。
そのことを熟知し、言動を慎むのが賢者です。
じぶんも、他人も不完全だからこそ
自分の言動を慎み、熟慮を重ねて発言し行動するのです。
それができる人を賢者、知恵者と呼ばれます。
Reyより。
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